過去最高出荷の「キレートレモン」 情緒と機能の両輪で訴求する新CM

「レモンの価値体感飲料」として拡大狙う

ポッカサッポロフード&ビバレッジは6月9日、飲料ブランド「キレートレモン」のテレビCM「ぜんぶプラス」Wレモン篇を放映開始した。主要エリア(関東・中京・関西・仙台・広島・福岡)のほかWebで公開。需要が高まる夏場に向けた認知拡大を目的としている。同ブランドは2024年度の出荷量が過去最高を達成。レモンの「機能的価値」だけでなく、爽快感や健康イメージといった「情緒的価値」にも重点を置き、「レモンの価値体感飲料」として訴求している。

今回のプロモーションでは、30~40代女性を主なターゲットとしながらも、より幅広い層への訴求も視野に入れている。

キレートレモン新CM「ぜんぶプラス」Wレモン篇

CMでは、キレートレモンのパッケージに記載された「緑色の十字」が浮かび上がる中、「いい瞬間も。」「そうじゃない瞬間も。」「私はていねいに足していきたい。」という言葉と共に、様々なシーンが描かれる。「自分らしくポジティブでありたい」と願う人々に向けて、「良い瞬間も、そうじゃない瞬間も全部プラスに!」というコンセプトのもと制作された。

「キレートレモン」ブランドは、2001年に瓶タイプの「キレートレモン」を発売。2020年からはペットボトル商品の「キレートレモンWレモン」も展開しており、「気持ちをリフレッシュしたい」といったシーンで利用されることが多い。瓶タイプとペットボトルタイプで購買層の大きな違いは見られないという。

今年の春に「キレートレモンWレモン」のリニューアルに加え、機能性表示食品「キレートレモン クエン酸」2品を、3月3日から発売している。

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