ミツカンは6月8日、イオンモール福岡にて体験型イベント「アジフライパーク」を開催。16日から福岡(天神)駅でのOOH広告の掲出を開始する。
イベントでファミリー層に訴求
6月8日に実施された「アジフライパーク」は、福岡県の水産会社・三陽とのコラボレーション企画だ。
2023年2月、ミツカンが「アジフライに何をかけるか問題」というテーマの調査結果として「味覚AIセンサーによるアジフライとの相性が最も良かったのは『味ぽん』で、相性度は97.3点」と発信したところ、アジの水揚げや養殖・加工を手掛ける三陽から連携の打診があった。
その後、三陽が展開する三陽食堂への味ぽん導入で関係性を強化し、2024年、松浦鉄道(長崎県)の味ぽんラッピング電車企画においても試食配布などを実施。魚食普及の観点で連携してきた。
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今回イオンモール福岡イーストコートで実施したイベントは、若年ファミリー層に向けたもの。ミツカンの担当者である柳谷惇氏は、同イベントの狙いをこう語る。
「2024年の松浦鉄道電車の施策は、メディア露出や地域の方々のUGCの創出により成功をおさめました。一方で若年層の購入率が想定よりも伸びず、認知に課題があることが分かった。そこで、若年ファミリーの方に、まずは『アジフライに味ぽんが合う』ことを実体験していただきたいと考えました」。
イベントは「味ぽん×アジフライクエスト」と題し、巨大アジフライパネルの制作や試食体験、フォトスポットなど、「五感で楽しむ」食イベントとして展開。スタンプラリーや「世界に一つだけのMy味ぽんシール」制作により、「単に“美味しかった、楽しかった”だけで終わらないように工夫した」と柳谷氏は説明する。
当日はアジフライ1500食を用意。空いたスペースに自由に文字やイラストを描き込んでパッケージに貼る「世界に一つだけのMy味ぽんシール」作成は、大人にも好評だったという。