「暑さの話ではない。命の話だ。」BtoB広告賞 最高賞はミドリ安全の新聞広告

日本BtoB広告協会が主催する、第46回「日本BtoB広告賞」の結果が6月17日に発表された。最高賞にあたる経済産業大臣賞には、ヘルメットなど安全衛生保護具のメーカー・ミドリ安全の広告「クールファンEP登場篇」(制作:フンコロ、たきコーポレーション)が輝いた。

ミドリ安全の広告「クールファンEP登場篇」

本広告は、ミドリ安全が2024年4月2日に日経新聞、日刊工業新聞、燃料油脂新聞、週刊プロパン・ブタンニュースの4誌に出稿したもの。安全と涼しさを両立する作業服「クールファンEP」の広告で、同製品は「防爆エリア」という静電気による引火のリスクがある現場で働く人々に快適な作業環境を提供することを目指して開発された。

読者が夏の暑熱環境を感じとれるよう、赤色を基調にデザイン。「暑さの話ではない。命の話だ。」というコピーを用いて、製品紹介の枠にとどまらず、実際に「クールファンEP」を使用する人々の体験を想像させるような内容に仕上げたという。なお、本広告は2024年日本産業広告賞(日刊工業新聞社)でも大賞を受賞している。

⽇本BtoB広告賞は1980年に開始。今回は2024年4⽉1⽇から2025年3⽉31⽇までに制作・掲載されたBtoBコミュニケーションツールを対象に全15部門で応募を受け付け、436点が審査対象となった。

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