小池百合子も登壇し、「HTT」の重要性を訴える
東京都は7月1日19時頃、「HTTプロジェクションマッピングイベント」を実施した。会場は新宿区の東京都庁都民広場。「HTT」は、東京都が訴求する脱炭素キーワードであり、イベントでは東京都庁の外壁に6月30日に放映されたテレビCM「夏の HTT 兄妹 へらすの次は、つくる、ためる。」を投影した。会場には、小池百合子都知事のほか、CMに出演したお笑いコンビ「チョコレートプラネット」(長田庄平・松尾駿)と女優の堀越麗禾が登場した。
東京都庁に映し出されたプロジェクションマッピング
当日は突然の雷雨に見舞われたが、イベントは時間を短縮したうえで実施された。悪天候にもかかわらず多くの一般見学者が訪れ、子ども連れの姿も多く見られた。
会場ブースの電力は、電気自動車の蓄電機能によってまかなわれた。小池都知事は「イノベーションや新しいテクノロジーを使い、有効にこの夏を過ごしていただきたい」と呼びかけた。
(左から)小池百合子都知事、堀越麗禾、「チョコレートプラネット」
「HTT」とは、電力を「(H)へらす・(T)つくる・(T)ためる」取り組みを指す。「H」は、省エネ・節電につながる電力消費を「へらす」行動を意味する。「T」は、太陽光発電など再生可能エネルギーによって電気を「つくり」、蓄電池などと組み合わせて電力を「ためる」ことを指す。
プロジェクト推進の一環として、「HTTアクション」の行動変化を促す夏のキャンペーンを実施しており、2025年度は堀越とチョコレートプラネットの3人が「HTT」の広報活動に携わっている。
新CMでは、堀越とチョコレートプラネットが「HTT兄妹」を演じ、各家庭でも実践可能な省エネアクションや太陽光パネル、蓄電池などを紹介している。放映期間は7月6日まで。
