カンロが発売するグミ「マロッシュ」がブランドリニューアルを実施。7月8日より、新パッケージ・新配合での販売を開始する。あわせて、多摩美術大学の学生と共創した新CMの放映もスタート。「自分の中にある“好き”を信じること」をテーマに、プロモーションを展開する。
発売以来初のベース配合の見直し
2021年6月に発売開始した「マロッシュ」は、酸味のあるパウダーと弾力のある食感が特長的なホイップ型の「没入食感グミ」。マシュマロ市場の活性化を目指して注力ブランドとして展開し、発売から約1年半で年間売上げ20億円に到達するなど、同社の新定番ブランドとして成長してきた。
今回のリニューアルでは、「没入食感」を“夢中で何かに没頭する時間”と重ね合わせ、夢や目標に向かって頑張る人々の「好きと向き合う感覚」や「自分らしさを取り戻すきっかけ」を応援する存在としてブランドを再定義。「好きを信じるんだ」をキーメッセージに掲げ、プロモーションを展開していく。
パッケージも大幅に刷新。「食感がイメージしづらい」というユーザーの声をもとに、グミ粒を大きく配置し、ひと目で弾力食感が伝わるデザインに変更。また、ブランド初となるベース配合の変更を行い、後味をより爽やかにして「後を引く味わい」へとブラッシュアップした。
左:旧パッケージ、右:新パッケージ
カンロ マーケティング本部ブランド開発部長の髙島稔昭氏は、「マロッシュは今後、『没入食感で自分の感覚を思い出し、一歩踏み出したくなるワクワク感を与えてくれる存在』を目指していきます」と話す。
「そこで、自分の“好き”に夢中になれる時間や、迷いながらも夢や目標に突き進む人たちを応援するブランドであることを表現すべく、『好きを信じるんだ』をテーマにコミュニケーションを企画しました」(髙島氏)。