ポテチの袋が「白黒」に…カルビーがパッケージを変更 25日から順次

中東情勢の緊迫化で、石油由来の原材料の不足が懸念される中、見慣れたパッケージが白黒に変更されることになった。カルビーは、主力商品の「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など14品のパッケージを白黒2色でのデザインに変更する。5月25日から店頭で順次切り替えて販売するという。

白黒に変更されたパッケージ

白黒に変更されたパッケージ

白黒に変更されたパッケージ

白黒に変更されたパッケージ

カルビーは、中東情勢を見守ってきたが、パッケージに使うインクなどの原材料の調達不安定化を受け、商品の安定供給に支障をきたす恐れがあるとして、パッケージの変更を決めた。通常は、銀色の袋の外側に、石油由来のインクで白色を重ね、その上に色を重ねて商品名などを印刷する。白黒のパッケージでは、この重ねる白色を減らし、インクの色の数も白と黒に限り、おなじみの「通称:ポテト坊や」も不在に。元のデザインから商品名などは残し、パッケージの左上には「石油原料節約パッケージ」とプリントするという。

写真 商品・製品 従来のパッケージ(後列)と新しい白黒2色のパッケージ(前列)

従来のパッケージ(後列)と新しい白黒2色のパッケージ(前列)

同社は「商品を安定供給するための苦渋の選択」とし、当面の間は白黒2色のパッケージで提供するという。また、情勢を見極めながら、商品の安定供給ができるとの見通しが立った段階で、元のデザインに戻すよう検討している。「地政学的リスクを含む事業環境の変化に、機動的かつ柔軟に対応しながら、安全・安心でご満足いただける商品をお届けできるよう努めてまいります」としている。

カルビーのような大手が主力商品のパッケージを変更するという事態に至ったことなどから、政府は、関係省庁が実態を把握すべく企業との意思疎通に努めており、企業に対してヒアリングを予定している、としている。

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