藤倉社長自らが登壇 ミセスという社会現象を解釈する場
ユニバーサル ミュージックは10月9日、Mrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)の活動を支える思考やビジネス構造を明かすメディアラウンドテーブルを開催した。
通常、レコード会社の発表会は新曲やアルバムのプロモーションが目的となる。しかし本会は、9月30日発売のアルバム『POPS』のプロモーション目的ではないことが冒頭から明確に告げられた。登壇したのはユニバーサル ミュージックの社長兼最高経営責任者であり、「Project-MGA(PMGA)」にも参画する藤倉尚氏である。
Project-MGA(PMGA)は、Mrs. GREEN APPLEがユニバーサル ミュージック グループとともに立ち上げたマネジメント&プロジェクトチーム。2021年2月4日の公式発表では、エンタテインメントの可能性を広げ、ミセスの活動を世界へ展開するプロジェクトとして紹介されている。大森元貴氏を最高責任者とし、藤倉尚氏、ユニバーサル ミュージック グループ会長兼CEOのルシアン・グレンジ氏と連携しながら、従来の形式にとらわれない音楽・エンタテインメント活動を追求してきた。
PMGAの発足は、ミセスが次の活動段階へ向かう時期と重なる。ミセスは2020年7月8日に「フェーズ1完結」を宣言して活動を休止。その期間にユニバーサル ミュージック グループとのProject-MGAの取り組みを発表し、2022年3月18日に「フェーズ2」を開幕させた。
社長自らがメディアの前に立ち、所属アーティストの「現在地と未来のビジョン」を詳細なファクトデータとともにプレゼンテーションする。音楽業界の枠組みを超え、たとえばマーケティングをはじめとするビジネスの視点などからも、ミセスの挑戦を捉えてほしいという、趣旨で開催された異例の試みであったという。
また、会の後半には大森元貴氏がサプライズ登場し、メディア関係者からの質問に直接、答える場面もあった。