ドラマーの人生を変えるかも?グッドデザイン大賞にヤマハ「ドラム拡張モジュール」、審査体制一新で「企業のビジョンを体現しているか」を評価

日本デザイン振興会は10月15日、2026年度グッドデザイン賞の結果を発表した。最高賞のグッドデザイン大賞には、ヤマハの専用マイク付きドラム拡張モジュール「EAD50」が選出された。ヤマハによれば「使い方によってはドラマーの人生を変える可能性がある製品」だといい、同日の発表会ではこのデザインが生まれた背景について明かされた。

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大賞を受賞した「EAD50」(2026年4月発売)。

70回目を迎えた今年のグッドデザイン賞では、5111件の審査対象の中から、1484件の受賞が決定。新たな審査委員長として中川政七商店の元会長である中川淳氏(VISION to STRUCTURE 代表)が就任した。

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(左から)審査委員長の中川淳氏、大賞を受賞したヤマハ代表執行役社長の山浦敦氏。

中川氏は「ビジョンに資するデザインを評価する」という方針を掲げ、賞のエントリー用紙に自社のビジョンについて記述する欄を加えるなど、新たな評価軸を設定。そのビジョンに関する記述内容と、エントリーしたデザインがそのビジョンを体現しているか、という点に着目し議論を重ねた。

「ドラマーの熱量に応えられるデザインになっているか」

大賞を受賞したヤマハ「EAD50」は2026年4月に発売。バスドラムにセンサーユニットを装着するだけでドラムセット全体を高音質に収音し、ミキシングやエフェクト操作を手軽に行えるドラムPAソリューションだ。

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大賞を受賞した「EAD50」。バスドラムにセンサーユニットを装着するだけでドラムセット全体を高音質に収音できる。

従来は10本以上のマイクと専門のPAエンジニア頼りだった音響調整を、ドラマー自身が手元で直感的に行えるようにした。

これにより設営時間を大幅に短縮し、音源がデジタル化されているため音楽ライブやドラムの練習や教育、オンライン配信などあらゆるシーンで表現の幅を広げる点が評価された。

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