冬の「スマホの電池減りすぎ問題」に意外な救世主 バッテリー消耗を約20%抑えるワークマンの“特殊ポケット”に注目

寒い場所ではスマートフォンのバッテリーが急激に減ることがある。そんな冬場ならではの悩みがSNSでも共有されている。KDDIやNTTドコモも、冬場にはバッテリーの持ちが悪いという問い合わせが増える傾向にあると説明している。こうした問題に着目したワークマンが、寒さによるバッテリーの消耗を抑える「断熱ポケット」を開発した。

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バッテリーの消耗を抑える「断熱ポケット」

同社の機能性ウェア「XShelter(エックスシェルター)」の一部商品に搭載したもので、スマートフォンを収納するだけで寒さによるバッテリーの消耗を軽減できるという。ワークマン広報部チーフの松重尚志氏によると、氷点下20℃の環境下では、通常のポケットと比較してバッテリーの消耗を約20%抑える効果が確認されたとしている。寒い避難所など災害時の着用も想定しており、スマートフォンのバッテリーを長持ちさせる手段としても活用を見込む。

XShelterは、ワークマンが2024年に発売した「着る断熱材」をコンセプトとする機能性ウェア。独自の断熱素材によって外気温の影響を抑え、衣服内の快適性を保つことを目指している。2026年秋冬は軽量性に優れた「断熱α(アルファ)」、伸縮性を重視した「断熱β(ベータ)」、極寒環境への対応を強化した「断熱Ω(オメガ)」、5~30℃の寒暖差に対応する「快適断熱Σ(シグマ)」の4シリーズを展開。累計販売数は450万着を突破している。

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機能性ウェア「XShelter(エックスシェルター)」シリーズ

今回のスマホ専用の断熱ポケットは、「断熱α」の一部商品に搭載したもの。通常のポケットに断熱シートを追加し、外気の冷たさが収納したスマートフォンに伝わりにくい構造とすることで、低温環境下でのバッテリー消耗を軽減する仕組みだ。

開発のきっかけは消費者の声

スマートフォンに使われるリチウムイオンバッテリーは、低温環境では一時的に性能が低下することがある。米アップルも、iPhoneを極端に寒い環境で使用すると、バッテリーの駆動時間が一時的に短くなったり、電源が切れたりする可能性があると説明している。通常の動作温度に戻ると解消する場合があるものの、冬場の屋外でスマートフォンを使用する際には不便を感じる原因となる。

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