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名古屋では10月19日、栄駅近くのNHK名古屋放送センタービル1Fプラザウェーブ21にて、電通中部支社・岡本達也氏と電通・野原靖忠氏によるトークイベントを開催した。テーマは「広告・言葉の力」。宣伝会議コピーライター養成講座でも講師を務める両氏。広告コピーを中心に「伝わることば」とは何かを紐解くとともに、宣伝会議賞の歴代入賞作品を見ながら「良い広告コピーとは何か」について意見を交わした。
かつて、ある広告アワードで競い合ったことで、互いの存在を意識するようになったという岡本氏と野原氏。「良いコピー」とはどのようなものなのか、その上でどうしたら宣伝会議賞で入賞できるコピーが考えられるのかについて、野原氏は「良いコピーとは、読んだ人に新たな発見を伝えるもの。新しい感情、新しい暮らし、新しいものの見方、新しい生き方…そうしたもの発見できるコピーになっているかが重要」と強調し、宣伝会議賞の歴代入賞作品や、野原氏が講師を務めるコピーライター養成講座の受講生が作った宣伝会議賞への応募作品を紹介。それぞれの広告コピーが、どのような発見を伝えているか解説した。
一方、岡本氏は「なぜ、宣伝会議賞を獲れないのか」という視点から、受賞に近づくためのポイントとして「他人が書きそうなものは書かない」「コピーの使用シーンを想像する」を挙げた。「その商品が、そこにある風景とない風景を想像する。そうすることで、改めて商品の価値を見出し、人の心を動かす表現を見つけることができる」と話した。
さらに、「実際の広告制作では、クライアントの競合を意識して表現を考えることが多い。しかし宣伝会議賞では、課題となっている商品や企業だけに焦点を当てるのではなく、カテゴリー全体を俯瞰する視点で考えたほうが、入賞できるコピーが生み出しやすい」と、実際の広告制作の現場における意識と、宣伝会議賞における取り組み方の違いについても言及。「講座でも、コツをつかむと僕らよりも優れたコピーを書いてくる人が出てくる。これまで広告コピーを考えたことがない方も、楽しいので、ぜひ積極的に応募してみては」と締めくくった。
次は、福岡でのトークイベントの模様を紹介します。お楽しみに!
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