EVI推進協議会(三菱UFJリース、カルビー カルネコ事業部)は、カーボンオフセットに取り組む自治体の先進事例を紹介する「EVI環境マッチングイベント東京2014-地方と都市部の環境貢献サイクルの推進-」を開催した。J‐VER制度(オフセット・クレジット)を活用する東京都足立区、東京都桧原村、山梨県南アルプス市の事例について発表があった。
J-VER制度とは、省エネ設備の導入などで減らした温室効果ガスをクレジットとして認証する仕組み。足立区では、北海道士幌町の森林整備事業によるオフセットクレジットを活用し、イルミネーションのイベント実施で排出される二酸化炭素(CO2)を、オフセットする取り組みを実施。
また、桧原村では、村内の温泉施設のボイラを灯油から薪に変更し、減らしたCO2の一部をクレジットとして入浴券や特産品に特典として付与。購入者のCO2排出量の一部をオフセットする取り組みを実施した。
南アルプス市では、「わくわくエコチャレンジ」と題し、家庭で省エネに挑戦してもらい、削減量に応じたポイントを付与する取り組みを実施。ポイントは商品にも交換でき、参加者は楽しんで省エネに取り組める。市が実施したアンケートには「節電がこんなに簡単にできることがわかった」などの声が寄せられ、参加者の8割が「次回も参加したい」と回答したという。
事務局のカルビー カルネコ事業部の加藤孝一氏は、「購入するだけで環境貢献できる商品が求められています。全ての商品やサービスにカーボンオフセットを」と呼びかけた。
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