映画やテレビ番組の映像に、デジタル技術で後から商品画像を挿入し、プロダクトプレイスメントができるサービスを、映画専門の広告会社シネブリッジ(東京・港区)が本日より提供する。
従来、映画でのプロダクトプレイスメントは、撮影から公開までに半年から1年ほどかかるため、短期的なキャンペーンではなく、一部の企業のブランディングやタイアップなどで用いられてきた。「デジタル・プレイスメント」と呼ばれる今回の技術は撮影終了後の映像に、商品や広告画像などを挿入することができるため、公開のタイミングに合わせたプロモーションに、映画を活用することが可能となる。
この技術は、イギリスのプレイスメント専門会社MirriAd社の特許システムZoneSenseTMを利用。映像の中で瞬時にプレイスメントに適したスペースを探し出し、画像を挿入する。県やエリアごとに異なる商品を挿入することもできる。既存のコンテンツにプレイスメントできることから、テレビでの再放送時やDVD化のタイミングで新しいプレイスメントに差し替えられる。将来的には、連動したネットTV上のECなどにも活用の幅が広がると見込まれている。
サービス開始は今秋公開の邦画からとなる予定。
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