【前回記事】「「優良顧客を特定し、ロイヤルカスタマーに育成する」——ソーシャルメディア上でのキャンペーンで最も大切なこととは」はこちら
サッポロビールの効果測定には3つ
ソーシャルメディアを運営している担当者の多くが「効果測定が難しい」「成果が見えづらい」という悩みを抱えていると思います。「エンゲージメントを向上させることによってどんな効果が得られるの?」と言われる担当者もいるでしょう。
今回は、サッポロビールがどのような効果測定をし、その結果を活用しているのかをご紹介します。
まず、サッポロビールの効果測定には、3つの指標があります。
・サッポロファン拡大のための「自社サイトへの流入数」
・投稿に対するユーザーの反応を見るための「エンゲージメント率」
・お客様の好みを知るための「ロイヤリティユーザー率」
これらを実現することによって、前回お話しした「顧客経験価値向上」に繋がると考えています。
1.自社サイトへの流入数
下のグラフは自社サイトへのソーシャルメディアからの流入数です。2014年は約20万Visits(前年比135%)、PageViewは約44万PV(前年比122%)となりました。自社サイトのアクセス数全体から考えれば小さな数字ですが、ソーシャルメディアでファンになってくれた方たちですので、自社コンテンツに触れていただき、当社をさらに深く知っていただいたと考えています。
いくらソーシャルメディア上でコミュニケーションしても、結局のところ自社のコンテンツがしっかりしていなければネタ切れとなってしまいます。長期的な運用を目指すのであればコンテンツ作りは、今後も続けていく必要があります。
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森 勇一(サッポロビール デジタルマーケティング室)
森 勇一(サッポロビール デジタルマーケティング室)
プロフィール
サッポロビール株式会社
営業本部 営業戦略部 デジタルマーケティング室
森 勇一
2009年よりサッポロブランド戦略部宣伝室に異動しWEBサイトリニューアルを実施。
現在サッポロビールWEBサイトを担当し、ソーシャルメディアなどにも取り組む。
2013年11月、インターネット分野で優れた成果を挙げた人材を表彰する第1回Webグランプリ(日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)の「Web人部門」にて、ビール業界で初めて企業公式フェイスブックページを立ち上げるなど、ソーシャルメディアを活用した取り組みが評価され「Web人大賞」を受賞。
森 勇一(サッポロビール デジタルマーケティング室)
プロフィール
サッポロビール株式会社
営業本部 営業戦略部 デジタルマーケティング室
森 勇一
2009年よりサッポロブランド戦略部宣伝室に異動しWEBサイトリニューアルを実施。
現在サッポロビールWEBサイトを担当し、ソーシャルメディアなどにも取り組む。
2013年11月、インターネット分野で優れた成果を挙げた人材を表彰する第1回Webグランプリ(日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)の「Web人部門」にて、ビール業界で初めて企業公式フェイスブックページを立ち上げるなど、ソーシャルメディアを活用した取り組みが評価され「Web人大賞」を受賞。
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