2012年7月に富士急ハイランドに登場した、ミッションクリア型脱出アトラクション「絶望要塞」。 延べ120万人もの挑戦者がいたにもかかわらず、脱出成功者はわずか2組、その成功率は0.001%だった。

そして今年7月、 ミッションテーマを「脱出」から「潜入」にリニューアルし、「絶望要塞2」が誕生。オープンから3ヶ月経った現在まで、クリアできた人は0人である。

富士急ハイランドでは、 挑戦失敗者が10万人を突破したことを記念して、応援しない応援団「絶望応援団ネガティ部」を結成。その応援の一部始終をまとめた動画の公開を開始した。

応援団は、鬼頭大五郎をはじめとする7人。

ミッションクリアに挑戦しようとアトラクションに並ぶ全ての人たちに向けて、「ヤメロ、ヤメロ、ヤメテオケ～、夢は、絶対かなわない～」と過激な言葉で、ブレイクダンスやパラパラなどのパフォーマンスをまじえ、絶望応援を繰り広げる。「ひどい応援団に見えますが、実は「失敗を繰り返しても、しがみついてあきらめず、好きなだけ絶望すればよい。人は絶望の数だけ強くなれるのだから。今日の絶望が明日をつくる」というポジティブなメッセージが裏に隠れた真面目な応援団なんです」と企画をした電通 アートディレクター 川腰和徳さん。

特設サイト、YouTubeで29日までに3本の動画が公開（30日に2本公開予定）。絶望応援団 ネガティ部公式Twitterも展開している。

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