メンタリストDaiGoとファンドマネージャー房広治が語る「コンサルティングの心理学」【前編】

【前回】「あなたは世界が熱狂する「eスポーツ」のポテンシャルを知っているか?【後編】」はこちら

メンタリストのDaiGoさんは、心理学のプロフェッショナル。最先端の心理学を使って、ビジネスからエンターテインメントの領域まで、幅広く活躍しています。一方の房広治さんは世界の金融界で活躍するファンドマネージャー。英国オックスフォード大学留学中には、当時オックスフォード在住のアウンサンスーチーさん宅に下宿するという珍しい経験の持ち主です。その後は金融界の花形であるインベストメントバンカーとして大型投資案件を数多く成功させ、現在はアウンサンスーチーさんと再会し、ミャンマーの成長に向けたコンサルティングや投資を手がけています。今回のデザイントークでは、二人を知る電通ビジネス・クリエーション・センターの能勢哲司さんが聞き役となり、「コンサルティングの心理学」について語り合います。

DaiGoがオックスフォードに惹かれる理由

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能勢哲司さん

能勢:

本日のデザイントークのテーマは「コンサルティングの心理学」です。なぜそのテーマでDaiGoさんと房さんのコンビなのか、まずは自己紹介を兼ねてお話しいただけますか。

DaiGo:

日本テレビ系列のテレビ番組「アナザースカイ」で、オックスフォード大学に行く機会があり、同地に当時在住していた房さんを紹介してもらいました。房さんは大学との関係が深く、そのお陰で普段は入ることのできない施設も案内してもらえました。それ以来、仲良くさせてもらっています。

房:

オックスフォード大学は、アメリカの大学に倣い、10年ぐらい前から卒業生を中心に寄付を集めて、さまざまな研究施設を設立しています。現在、発生生理学及び再生医学研究所の設立が決定されており、私はそのスペシャル・ストレートジック・アドバイザーという肩書をもらっているのです。簡単に言えば、寄付を手伝っているのです。

DaiGo:

僕の自己紹介をサクッとしますね。最近の小学生は、僕がババ抜きをするお兄さんだと思っているようですけど、ババ抜きの専門家ではございません(笑)。

本職は心理学を使って、プロダクトやオンラインサービスの開発など企業のお手伝いをすることです。また、医療系大学の特任教授としてリハビリテーション心理学専攻を開設したり、本を書いたりもしています。今日は房さんと僕でプレゼンテーションや、コンサルティングに生きる心理学的な考え方やテクニックをご紹介したいと思います。

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