SAMURAI クリエイティブディレクター佐藤可士和氏が文化庁文化交流使として、3月18日から1ヶ月間、ニューヨーク、ロンドン、パリでの活動を開始する。
文化交流使とは、文化庁が2003年より行っている「日本の心を世界に伝える」ことを目的とした事業。芸術家、文化人など、文化に関わる人々を一定期間「文化交流使」に指名し、世界の人々の日本文化への理解の深化につながる活動や、外国の文化人とのネットワークの形成・強化につながる活動を通して国際文化交流の振興を図る。
佐藤氏は2016年4月に、佐野文彦氏(建築家、美術家)、土佐尚子氏(アーティスト、京都大学教授)、藤間蘭黄氏(日本舞踊家)、柳家さん喬氏(落語家)、山田うん氏(振付家、ダンサー)と共に、文化交流使の指名を受けた。この事業において、「デザイン」ジャンル、そしてクリエイティブディレクターという職種としては、佐藤氏が初めてとなる。
今回、佐藤氏は米国・ニューヨーク JAPAN SOCIETY、イギリス・ロンドン Royal College of Art、そしてフランス・パリ 日本文化会館にて講演を行う。講演テーマは、 「ICONIC BRANDING」。日本の優れた文化や商品、コンテンツ、技術、地場産業などを広く世界に伝えていくことに注力している佐藤氏が、「ICONIC BRANDING」という自身のデザイン フィロソフィーを、作品事例を交えて解説する。またこの講演を通して、ロゴマークのみならず、プロダクト、空間、建築、街、そして表現手法そのものまでを「アイコン」と捉え、自身がいかにダイナミックで革新的なコミュニケーションを構築しているかを明らかにする。
さらに4月4日~15日には日本文化会館にて、「ARITA 400project」で制作した有田焼作品「Dissimilar~対比~」や新作のドローイングを中心とした展覧会も開催。KIHARA、李荘窯、源右衛門窯、畑萬陶苑、カマチ陶舗、有田製窯、224porcelainという有田の7つの 窯元とコラボレーションした新作も発表する。本展は、日本が誇る伝統工芸を世界に向けて再提示した「ICONIC BRANDING」を体感できる展示となっている。
佐藤氏は文化交流使としての活動以外に、「LDH」新グループロゴ、SMAP Best Album『SMAP 25YEARS』、大阪松竹座開場二十周年記念「壽初春大歌舞伎」祝幕、beauty experience 新オフィス スタジオデザイン、DRIP CURRYMESHI TOKYOのトータルプロデュースなどを手がけている。
※文化交流使としての活動スケジュール
・3月22日(水)18:30-20:00 JAPAN SOCIETY(ニューヨーク)にて講演
・3月27日(月)18:00-20:00 Royal College of Art(ロンドン)にて講演
・4月4日(火)~15日(土) 日本文化会館(パリ)にて展覧会
・4月4日(火)18:30-20:30 日本文化会館にて講演
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