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「“なんとなく面白いかも”を超えてください」販促コンペ一次審査員からのワンポイントアドバイス④

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第9回販促会議企画コンペティションでは、一次審査員を20名に増員しました。審査員の皆さんに、応募企画のどのような点を見ているかや、どのような視点で企画を立てると良いか、そのポイントを聞きました。全4回でお伝えしていきます。今回はラスト、第4弾です。また、応募​者の方向けの​セミナー(参加無料)の​開催​を​決定しました。ぜひご参加ください!

5/19実施のセミナー
(『コピーライターの企画術――「欲しい」から「参加したい」へ』)についてはこちら
(第9回販促コンペの特設サイトはこちら

[アドバイス]

“なんとなく面白いかも”を超えてください。面白いアイデアはあくまで“媒介”です。触れる前と後で、どのように行動が変わるかまで(絶対に変わる! と確信できるまで)をしっかりと考えられていれば、それはきっと“良い企画”なんだと思います。

常陸義貴氏(モメンタム ジャパン 戦略開発局 プランニング・ディレクター)

ウェブ制作会社での制作ディレクション/プロデュース、広告会社でのアカウント業務を経て2013年、モメンタム ジャパンに入社。以来、流通、メーカー、IT企業など業界を問わず、デジタルを活用した調査、コミュニケーション企画、実施までカバーする多角的な戦略立案を行う。

 

[アドバイス]

なぜこのような課題で出てきたのか(背景)、解決すべき課題(目的)、課題解決の方針(戦略)、戦略に基づいて企画されるアイデアの全体像、概念(コンセプト)がしっかりとした骨格で、明確に提示され、全体に貫かれていることが重要です。

藤枝テッド和己氏(電通ヤング・アンド・ルビカム ショッパーマーケティング室 室長)

2016年より現職。P&G、コカ・コーラ、マイクロソフト、ドールといった世界的なブランドのショッパーマーケティング戦略開発に携わり、ショッパーマーケティングの実務第一人者として、豊富な海外経験とEコマース、オムニチャネルリテーリングの知見をベースに多くのクライアント企業へのコンサルティングで活躍中。主な著書に『デジタルで変わるセールスプロモーション基礎』(宣伝会議、共著)

 

[アドバイス]

1億総コンテンツ時代の現代において「人が動く」「売上につながる」アイデアとは何でしょう。それは「人々の心に火をつけ、世の中を良くすることができる」アイデアにほかなりません。あなたのそのアイデアは、自分の、審査員の、そしてユーザーの心に火をつけるものになっているでしょうか。ぜひ、その視点でアイデア開発をしてみてください。

松重宏和氏(ワン・トゥー・テン・デザイン 執行役員/クリエイティブディレクター)

1983年北海道生まれ。マイナビ、シフトブレインを経て、2011年より現職。Webサイト、デジタルサイネージ、バイラルムービーなど「人の心を動かす」デジタルコミュニケーションの企画・制作に携わる。ADFEST GOLDをはじめ、Cannes Lions、Spikes Asia、CODE AWARD、デジタルサイネージアワードなど受賞。

 

[アドバイス]

オリエンをよく読んで、実際に売り場に行ったり、商品を試してみて、生で課題をとらえる、定義することが大切だと思います。その課題を、斜め上のアイデアで解決する提案を楽しみにしています。

森田章夫氏(電通 プロモーション・デザイン局デジタル・アクティベーション部 クリエーティブ・ディレクター)

2000年電通入社。飲料メーカー、自動車メーカー等幅広い分野でインタラクティブを中心にしたプランニングを実施。Adfest(銅ほか)、Spikes Asia (銅ほか)、One Show、ニューヨークADC、JPMプランニング賞、Yahoo!インターネットクリエーティブアワードなど受賞。

 

[アドバイス]

アイデアをシンプルにすることがポイントです。すぐれたアイデアは膨大な企画書の量にはならなくて、スッキリ簡潔にまとまるはずです。企画書のページが、何か多いなと思ったら、アイデアをもう一度見直してみてください。

山本伸明氏(ジオメトリー・グローバル・ジャパン シニアアートディレクター)

グラフィックデザインで培った技術と考え方を軸にCI開発、パッケージデザイン、店舗、空間、広告キャンペーンまで幅広く手がける。受賞歴として、One Show design銀賞ほか、TIAA銅賞、 Cannes Lionsなど。

 

第9回販促コンペの特設サイトはこちら