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電通、スポーツマーケティングのアジア拠点を設立

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電通は、アジア地域におけるスポーツビジネスの強化・拡大を目的に、新会社「電通スポーツアジア」をシンガポールに設立し、2日に営業を開始した。世界陸上や世界水泳、アジア大会、東アジアサッカー選手権など、電通が保有する権利のセールスに加え、アジア地域で増加しつつある国際スポーツイベントの企画・招致など、新規のスポーツコンテンツの開発も行う。

新会社の資本金は150万シンガポールドル(約9800万円)で、電通が100%出資する。社長兼CEOは、電通の中村潔スポーツ局長が兼任する。また、スポーツ局の森村國仁氏がCOOとして出向した。

電通のスポーツビジネスの海外拠点は、2007年9月に設立した電通スポーツヨーロッパ(ロンドン)、09年7月設立の電通スポーツアメリカ(ニューヨーク)に続いて3つ目。日本以外のアジア地域と中近東、北アフリカ、オセアニアを中心に担当する。