レッドブルが主催するRed Bull Street Styleは、2008年のブラジル大会では横田陽介選手が準優勝、2012年のイタリア大会では徳田耕太郎(Tokura)選手がアジア人初優勝、2016年のイギリス大会でKo-suke選手が準優勝と日本人選手が過去の大会で好成績を記録している。つまり、日本はフリースタイルフットボールの強豪国として世界から高く評価されている。
さて、イタリア大会で優勝したTokura選手は、フリースタイルフットボール本に影響を受けてフリースタイルフットボールの道を選んだ一人である。彼との出会いは、2009年の横浜で開催されたレッドブルのフリースタイルフットボール国内決勝大会(Red Bull Street Style Japan Final)に、愛媛県から上京して参戦し、高校生の彼がいきなり優勝するといった衝撃的な出来事からだった。