はじめまして、上塘です。
これから何週かに渡って「企画を通すコツ~オリエンからプレゼンまでの時間の使い方~」というお題でコラムを書くことになりました。僕は、大学生の時にアメリカに渡り、また日本に戻ってきて、外資系広告代理店などで戦略プランナーを6年くらいやって、4年前にゼンコミュニケーションデザインズという会社を作って現在に至ります。
かれこれ10年くらい、この業界でメシを食ってきました。宣伝会議さんとは、以前から企画講座の講師としてお付き合いがあった関係で、今回このコラム執筆のお声をかけて頂いた次第です。僕の講座に参加されたことがある方は、ところどころ“すでに聞いた話”が混じるかもしれませんが、どうぞご容赦ください。
まず、白状しておきます。
僕がこれから書くコトは、すべて“カミトモ式の方法論”になります。世間や業界で広く認知されている“常識的で安全な方法論”とは、少し異なります。というか、むしろ、読む方によっては、非常識な考え方、インチキな屁理屈、とさえ感じるかもしれません。しかし、そうであるならば、それこそ僕の本望です。と僕がいったら、皆さんはどう思われるでしょうか。僕は毎日、常識を肯定しないように意識しながら、モノゴトを見たり、考えたりしています。まあ、もともとがアマノジャクな質だから、ということはありますが、もう少し積極的に、努力してそうしているのです。なぜだと思われますか?