QuizKnock・伊沢拓司 福本作品への愛を語る。カイジから学んだ「準備力」とは?

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。7月4日(土)の放送は、前回に引き続き、“クイズ王”こと伊沢拓司さんが登場しました。

自身がつくるクイズに込めた深意

伊沢さんによると、クイズのつくり方は大きく分けて2タイプあるそうで、演劇に例えて説明します。1つは「観てすぐに楽しめたり、感動できたりするもの」。これは、いわゆるテレビ向きのクイズだそうで、「作品の側に、“お客さんにどうなってほしい”という思いがストレートにあると思うんです。テレビ番組用に問題をつくるときも思いやりを持って、観ている人、問題を解く人に“どうなってほしいな”というのをストレートに表現するのが、一般的なクイズのつくり方」と言います。

そして、もう一方の公式YouTubeチャンネル「QuizKnock(クイズノック)」やプライベートで友人に出しているクイズは、「1回観ただけでは難解なんだけど、あとでいろいろな人の考察を聞いたり、解説を聞いたりして“なるほどね”と腑に落ちるもの」。

これは、自身の推したいポイントからつくっていくタイプで、「九州で使われている方言で『とぜんね』は、どんな感情を表す言葉でしょう?」という例題をもとに解説していきます。

この問題を聞いただけでは、「九州の人じゃないと方言を知らないし、“なんのこっちゃ”という話で、(問題の)どこが面白いのかもわからない」と伊沢さん。

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