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【広告界の失敗談4選】コロナ禍ならではの失敗も……!

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コロナ禍で働き方が大きく変わった2020年。新しいことへの挑戦、対応に追われた人も多いのではないでしょうか。

アドタイ編集部では、広告界で働く皆さんから、「失敗談」を募集しました。ここでは、集まったものの中から4つの失敗談を紹介します。

テレワーク中、上半身だけしか映らないと思って油断していた・・・!というエピソードはよく耳にしましたね。

クライアントからは評価されたのに…

ペンネーム:プラ子 さん
職種:ストラテジックプランナー
社会人歴:7年
 
会社史上最大予算の規模のコンペ案件に、戦略担当としてアサインされました。会社の大先輩や上司といった猛者ぞろいの中で、私の出したアイデアがクライアントに評価され、良いスタートを切ったのですが、その後、チームをまとめて先導する事も、自分の意見をしっかり通す事もできずに結局チームはボロボロ状態に。
 
外部の方に加わってもらい、0から戦略を練り直すことになったものの、すでにさんざん否定されて心が折れていた私は、作業に徹して本番を迎えました。そしてクライントから言われた一言が、「最初のアイデアが良かったのに、どうして変えたの?」。
 
自分が良いものをつくれば周囲の人も動かせる、そう信じていた時代が私にもありました。でも、社内政治とか根回しとかファシリテーションの大切さ、何よりクライアントファーストで考えられる判断力と強い意志の大切さを知った年でした…悔しい。

コロナ禍で、社内外限らずコミュニケーションがオンライン中心となりました。いつでも、どこでも気軽にコミュニケーションができる反面、つながりが希薄になったり、空気感がわからず、意思疎通がとれない…など、皆さんも多かったのではないでしょうか。

休業の確認を!

ペンネーム:おことも さん
職種:広告営業
社会人歴:3年
 
納品日の契約書を交わした制作物を発想する際、コロナ禍で発送先の店舗が休業ということを想定せず発送。受け取りができておらず、契約不履行になるところでした…(結果なんとかした)。

多くの企業や店舗が営業停止をせざる得なくなった2020年。急な対応に追われた人も多いのではないでしょうか。特に広告業界で言うと、紙のクリエイティブだけはオンラインで完結できない難しい領域です。

あなたのカメラは、毎日壊れてませんか?

ペンネーム:オリオン座 さん
職種:ネット広告営業 管理職
社会人歴:8年
 
リモートワーク時、よく遅刻する部下に対し、「朝の定時に必ず顔を出して挨拶を」と伝えました。しばらくは守っていたのですがある日10分ほど遅刻を。
 
軽く怒ったら「すみません、飲んだりしたわけではないです。ちょっと顔洗ってきます」と言って退席をしました。そうしたら、背景に飲みかけのワインのボトル2、3本と、ワインの残ったグラスが…。思わず「おい」と20分くらい怒ってしまいました。
 
少し感情にまかせて怒ってしまったなぁと反省しながら夜一人で飲んでいたら、自分も飲みすぎて翌日遅刻をしてしまいました。
 
その部下がいる手前、ずっと「PCのカメラが壊れた」と言って、Zoomのカメラをオフにして二日酔いを隠していたことを懺悔します。すみませんでした。

急激な変化でテレワークが当たり前となった今、みなさんもテレワークでの失敗は、経験しているのではないでしょうか。私の父は、緊張感漂う重要な会議中に、母からの「3時のおやつよーー!」という声が盛大に入ってしまったり、プライベートでは母のPCからZoomに参加していて、名前がずっと「ともこ」になっていたなんてことも…。

人の振り見て我が振り直せ

ペンネーム:煩悩少年 さん
職種:営業
社会人歴:9年
 
一緒に案件を進めていたパートナー会社の担当者Nさん。打合せ時に、毎回PCの充電器を忘れては、上司の方に叱責をされていました。
 
ある日、あまりに注意をされすぎて頭の中が「充電器」に侵されてしまったからか、PC本体を忘れていました。リュックをごそごそとまさぐるさまに「いや、そのサイズのものが奥にあるか~」と思わずつっこんでしまいました。
 
それから半年。事前に必要なアプリをPCに落とし忘れていた私は、打合せ直前にそれに気づき、結局先方にPCを借りる羽目になりました。自身の準備不足を反省するとともに、Nさんを笑っていたことを、今年のうちに謝りたいです。

人の失敗を笑っていると、まわりまわって自分にくるという、良い教訓ですね。

以上、皆さんからいただいた失敗談4選でした。

来年は同じ失敗が起きないことを祈ります!
それでは、良いお年を!