電通グループでネット広告事業のCARTA HOLDINGS(カルタホールディングス、CARTA HD)は5月13日、傘下のサイバー・コミュニケーションズ(CCI)を分割し、一部吸収合併すると発表した。意思決定の構造をシンプルにし、事業部門の機動性を高める。テレビCMなどオフライン領域への進出や、運用型広告への注力を図る。
7月1日にCCIの事業部門を承継する新会社「CARTA COMMUNICATIONS(カルタコミュニケーションズ)」(代表取締役社長=目黒拓)を設立する。CCIの経営管理部門は2022年1月1日付で、CARTA HDが吸収合併する。同日付で、同じく傘下のVOYAGE GROUPもCARTA HDが吸収合併する。
CARTA HOLDINGSは2019年1月1日に、CCIとVOYAGE GROUPの経営統合によって設立した。両社は中間持ち株会社として存続。2022年以降の完全統合を図る予定だったが、前倒しとなった。
CARTA COMMUNICATIONS新社長の目黒氏の略歴は以下のとおり。
目黒 拓
1993年、電通入社。新聞局を経て、2011年、メディアコンテンツプランニング局オンオフ統合プランニング担当部長。メディアコンテンツプランニング局戦略部長、デジタルプラットフォームセンター局長補を歴任し、サイバー・コミュニケーションズ(CCI)へ出向。同社データソリューション部門長を経て、2017年CCI代表取締役副社長、全社執行責任者就任。2020年4月、CCIへ転籍。
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