ドールは3月30日、フルーツ廃棄削減を目指す『もったいないフルーツ』プロジェクトを開始した。プロジェクト第1弾として、ドール提供の『もったいないアボカド』を使ったDEAN & DELUCAのモーニングメニュー「アボカドトースト」を4月1日から発売する。
同プロジェクトは、ドールが2021年9月から取り組んでいる廃棄バナナを削減するSDGs活動『もったいないバナナ』プロジェクトの範囲を拡大し、バナナ以外も対象に「もったいないフルーツプロジェクト」として始動したもの。
『もったいないバナナ』プロジェクトでは、流通過程における様々な要因により、捨てざるを得ない規格外バナナを『もったいないバナナ』と名付け、バナナジューススタンドなどに提供。バナナ17550本が(2月28日時点)がジュースなどに生まれ変わり救出された。このような成果から、バナナやアボカド以外の青果にも範囲を拡大した『もったいないフルーツ』プロジェクトの実施に至った。
第1弾となる『もったいないアボカド』は、プロジェクトに賛同したDEAN & DELUCAに傷や過熟などによって規格外となってしまったアボカドを提供。同社のモーニングメニュー「アボカドトースト」に『もったいないアボカド』を使用したコラボ商品を販売する(価格:562円 販売店舗:カフェ店舗、一部マーケット店舗)。
ドールマーケティング部の成瀬晶子氏は「今後はバナナ、アボカド以外のフルーツへの拡大はもちろん、もったいないフルーツを使用した加工食品の開発も検討していく予定」とコメントしている。
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