1999年に本講座を修了した久冨和寿さん、神谷みめいさん、水谷秀明さんが体験講座に登壇し、当時について振り返りました。3人は、20年以上経った今も交流を深めているといいます。3人に受講時の思い出、コピーライティングで身についた力、そして講座修了後のキャリアについて聞きました。
(本稿は7月7日に開かれました「コピーライター養成講座」体験講座の内容を収録したものです)
「宣伝会議賞」での全敗が受講の原動力に
——自己紹介をお願いします。久冨
:九州博報堂でクリエイティブディレクターとコピーライターをしています。
神谷
:GMO NIKKOで「ゼロイチ」という社内ベンチャーをやりながら、クリエイティブに携わっています。
水谷
:CG・実写映像やデジタルコンテンツをつくるNot Foundと、コピーライティングに特化したシーダッシュという2つの会社を経営しています。
——この講座を受講した理由を教えてください。久冨
:「
」で「グランプリは100万円」と聞いて俺にもできると思い、応募したのですが、結果は全滅でした。そこでコピーの面白さを知ったので、講座に通うことにしました。
神谷
:僕も、講座を知ったきっかけは「宣伝会議賞」です。映画監督志望だったのですが、両親に「広告代理店に入ればCMが撮れる」と勧められて、講座に通うことにしました。
水谷
:大阪の設計事務所で働いていたのですが、大人の事情で転職を余儀なくされました。もともとコピーライターにも興味があったので、通うことにしました。ある程度社会人経験を経ての受講なので、多くの受講生より少し年齢は上でした。
一緒の夢があり、同じ方向を向いて学んでいる
——学んだことで印象深いことは何ですか。久冨
:「一緒の夢があり、皆で同じ方向を向いて学んでいる」という空気感は他にはないでしょう。講義が終わってから3人で朝までコーヒーを飲みながら語り合ったこともいい思い出です。