プロ野球12球団に所属の日本人選手すべてが会員の、社団法人 日本プロ野球選手会(JPBPA)は11日、ファンとのコミュニケーションイベントとして
「日本プロ野球選手会キッズデザインコラボレーションフェスタ」を東京・恵比寿で開催した。
イベントは、同会が推進する「キャッチボールプロジェクト」と、そこから派生して立ち上げられたキッズデザイン活動を応援するプロジェクトの一環として開催されたもので、当日は、中日ドラゴンズ・井端弘和や阪神タイガース・西村憲など約15人の現役野球選手のほか、同会公式サイトで募集した未就学児および小学生の親子600組が参加した。
「キャッチボールプロジェクト」は、子どもとキャッチボールをしない・できない親が増えていることを憂慮した野球選手たちの声から2006年に生まれた、JPBPAが主導するプロジェクト。メジャーリーガーの松坂大輔投手をはじめとする選手の監修のもとキャッチボール専用球「ゆうボール」を開発し、これまで、現役選手やOBとキャッチボールを楽しむことができるイベントを実施してきた。
キャッチボールの面白さに加え、親子・友達同士のコミュニケーションや思いやりの心、礼儀の大切さなどを伝えることを目指してきたこの取り組みが、NPOキッズデザイン協議会が主催する「第5回キッズデザイン賞」フューチャーアクション部門を受賞したことをきっかけに、同会は新たにキッズデザイン活動を応援するプロジェクトを発足した。今回のイベントは、この新プロジェクトのキックオフイベントでもあった。
イベントでは、現役野球選手とキャッチボールをしたり、選手と一緒にキッズデザイン賞受賞作品を体験したりといったプログラムのほか、参加者と選手、そして“カリスマギャルママ”の日菜あこと“ママタレント”の千秋が同じ「親」としての目線から子育て経験・子育て環境などについて意見交換するパネルディスカッションなど、さまざまなプログラムを展開。子どもにとっては楽しく、そして親にとってはキッズデザインについて知り、子育てについてあらためて考えることができる機会とした。
「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」という3つの理念のもとに成り立つ「キッズデザイン賞」。JPBPAは今後も、同賞を受賞した「キャッチボールプロジェクト」の実施を中心に、未来の日本を担う子どもたちを育むキッズデザイン運動を応援していく。
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