ドリームジョブという言葉を聞いたことがありますか?
ドリームジョブとは、子どもの頃から憧れてきた「好きなこと」と「得意なこと」を仕事にする理想の働き方を指します。
特にスポーツ業界は、多くの人が夢に描く職業の一つだったと思います。子どもの頃はきっと“選手”をイメージし、そして大人になるにつれ選手としての立場は叶わずとも、それを支え傍らで活躍するスタッフにもその憧れは引き継がれているのだと思います。
しかしこの考え方は「好き」や「得意」に重きを置くため、働きたい側からの一方通行な要素が強く、働いて欲しい側の会社からの視点が見落とされているような気がします。
好きなこと、得意なこと、会社が求めること
私が重視しているのは、「好きなこと」「得意なこと」そして「会社が求めること」の3つが重なるポイントで働くことです。
好きなことや得意なことは個人個人の資質や選択に依存しますが、「会社が求めること」を明確にするのは経営者としての私の役割だと思っています。これを明示することで、初めてそこに“居る意味”“居てもらう意味”の想いが双方向に通い始めると思います。
コロナ禍で言語化されたミッション
コロナ禍という前例のない危機が突きつけたのは、毎日の決断とその根拠の説明でした。試合の開催の可否、料金設定の変更や払い戻し、ファンサービスの制限など。


