韓国のフォトアイデアから学ぶ、UGCの増やし方②

「韓国トレンド研究室」、第7回目の後編です!後編では「韓国の写真事情」の中でも、韓国プリクラについてお話しします。

2. コンセプトプリクラ

第2章では、たくさんのコンセプトが生まれている「韓国プリクラ」をご紹介します。

日本にもプリクラの機種はたくさんありますが、基本的に、フレームやメイク、加工の種類が違うといった感じで、どの機種もベースは同じです。一方で、韓国はまったく違う画が撮れるコンセプトがたくさんあります。

機種ごとに大きな差がないと、プリクラのユーザーは分散してしまいます。

逆に、各機種のコンセプトが立っていると、人気のコンセプトに人々が集中するため、プリクラを手掛ける企業にとって、「独自のコンセプト」を開発することは重要事項です。

ということで、激しい競争の中で生まれたたくさんのユニークなアイデアをご紹介します。

新聞プリクラ

プリクラといえば、プリントシール紙に印刷されるのがデフォルトですが、新聞プリクラでは、撮った写真が英国新聞のようなレトロな新聞紙に印刷されます。

ブース自体はホリゾント(無機質な抽象空間)で通常と変わらないですが、印刷紙がユニークになっています。

アクアプリクラ

アクアプリクラは、私が知っている限り一番新しいプリクラです。

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佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)
佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

佐々木日菜(kakeru プランナー/イラストレーター)

大学時代、フリーのイラストレーターとして活動。過去に制作した展示は、「どっちかといえばこっち展」「いい人すぎるよ展」「やだなー展」「みんなどんな感じ?展」「いい人すぎるよ美術館&切ないすぎるよ博物館」「うれしいすぎるよ展&そういうことじゃないんだよ展」など。展示ではイラストも担当している。著書に「いい人すぎるよ図鑑」。

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