「韓国トレンド研究室」、第7回目の後編です!後編では「韓国の写真事情」の中でも、韓国プリクラについてお話しします。
【前編】
1. ユニークな撮り方のアイデア
・海辺や雪で撮るハートショット
・内カメ+ミラーで撮るミラーショット
・ミューバンの階段ショット
【後編】
2. コンセプトプリクラ
・新聞プリクラ
・アクアプリクラ
・飛行機プリクラ
・エレベータープリクラ
・ランドリープリクラ
3. その他
・「盛れる証明写真」と「盛れないプリ」
・アイドルメイク+宣材写真撮影
4. まとめ
2. コンセプトプリクラ
第2章では、たくさんのコンセプトが生まれている「韓国プリクラ」をご紹介します。
日本にもプリクラの機種はたくさんありますが、基本的に、フレームやメイク、加工の種類が違うといった感じで、どの機種もベースは同じです。一方で、韓国はまったく違う画が撮れるコンセプトがたくさんあります。
機種ごとに大きな差がないと、プリクラのユーザーは分散してしまいます。
逆に、各機種のコンセプトが立っていると、人気のコンセプトに人々が集中するため、プリクラを手掛ける企業にとって、「独自のコンセプト」を開発することは重要事項です。
ということで、激しい競争の中で生まれたたくさんのユニークなアイデアをご紹介します。
新聞プリクラ
プリクラといえば、プリントシール紙に印刷されるのがデフォルトですが、新聞プリクラでは、撮った写真が英国新聞のようなレトロな新聞紙に印刷されます。
ブース自体はホリゾント(無機質な抽象空間)で通常と変わらないですが、印刷紙がユニークになっています。
アクアプリクラ
アクアプリクラは、私が知っている限り一番新しいプリクラです。