宮城県気仙沼市は、震災による津波で大きな被害を受けた気仙沼市の中心市街地を復興しようと「復興まちづくりコンペ」企画を全国から募集している。
対象となるのは、気仙沼湾近くの魚町・南町内湾地区の復興計画。古くから「屋号通り」や「昭和モダン」と呼ばれる港町繁華街の雰囲気を伝える街並みが形成され、気仙沼の顔として観光客からの人気も高かったエリアだが、3月の津波で壊滅的な打撃を受けた。復興・再生に向けては津波からの減災を考慮しつつ、全国的に注目を集めるウォーターフロントの街づくりを目指す。
気仙沼市では、今後のまちづくりの指針として総合的な津波防災対策を進めることを必須条件として掲げ、①防災施設の整備、②津波防災の観点からのまちづくりの推進、③防災体制の充実、の3点を提案の前提としている。高さ6.2メートルの防潮堤や、避難路、避難所の設置を提案条件とし、防災・減災と伝統的な港町としての景観のバランスを重視する。
応募資格は問わず、全国より幅広いアイデアを募集中。応募の意向を1月27日までに事務局に提示し、提案書類の受付は2月20日~24日。3月上旬に地元住民や有識者による審査員が審査を行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作5点程度を選定する。受賞作品を参考に、市と住民が協議し今後の街づくりを推進していく。
詳細は気仙沼市公式ウェブサイトへ。
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