若年層向け炭酸市場を開拓
サントリー食品インターナショナルの新炭酸ブランド「ギルティ炭酸 NOPE(ノープ)」が、3月24日の発売直後から話題を集めている。ブラック&マゼンタのパッケージデザインが店頭で目を引くだけでなく、その不思議な味わいもネット上で注目を集めている。感想が飛び交うだけでなく、テレビCMが“ミーム化”して大喜利のような投稿が拡散。酒と割って楽しむ投稿も広がるなど、話題は多方面に波及している。
NOPEは、若者の流入が鈍化している炭酸市場に向けて、味わいからパッケージまで若年層を意識して設計された新商品だ。現状では、狙い通りの出足と言えそうだ。
ネットミーム化して拡散しているCMのワンシーン
注目を集めているのは、その独特な味わいだ。SNS上では「病気の駄菓子屋さん」「もう何味なのか分からない」といった、形容しがたい味を表そうとする投稿が見られる一方で、「何だこれヤベェ味がするな。ハマるかも」と、中毒性に言及する声も目立つ。評価は賛否両論だが、その賛否自体が話題を呼んでおり、「美味しいか、不味いか」と問いかける投稿には1000件を超えるコメントが寄せられるなど、高い関心を集めている。
話題化を後押ししているのが、3月21日から放映しているテレビCM「ギルティ監獄」篇だ。CMには、俳優の生田斗真、鈴鹿央士、お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニーが囚人服姿で登場する。
監獄の食堂で、“夜中にアイスを食べた”罪で収監された新入りの鈴鹿に、古株囚人のアントニーが声をかける。その背後では、生田が大量の「ギルティフード」を頬張っており、アントニーは鈴鹿に「欲望に負けちゃうくらいが人間らしいんじゃねぇの?」と語りかける。最後は、生田がNOPEを豪快に飲み、黒色炭酸の渦に飲まれていく内容だ。
このCMはネット上でも広く切り取られている。特に、笑顔で鈴鹿に話しかけるアントニーのワンシーンを使った投稿が目立ち、「さっき看守に食べたいもん聞かれたよ!俺ここ長いから愛されてんだなwwww」といったブラックジョークのほか、「この後特殊な訓練だってさいっぱい食っとこうぜ」といった漫画作品と絡めたネタも散見される。
