「段ボール」は最も商品に近いポスターという考え
サントリービバレッジ&フードの大型飲料ブランド「ギルティ炭酸 NOPE(ノープ)」の話題が広がり続けている。3月24日の発売から1週間で出荷本数は2000万本を突破した。強い甘さや目を引くパッケージなど、若年層を強く意識したデザインとPRによって存在感を高めてきた。テレビCMはネットミーム化し、「BOSS」で知られる自販機のロゴをNOPEで “上書き” する大胆な施策も注目を集めた。
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一方で、SNSでは露出の多さから「ゴリ押し」と受け止める声もある。さらに、スーパーやコンビニの売り場でNOPEのケースが大量に積まれている様子が出回ったことで、「実は売れていないのではないか」「投げ売りの前触れではないか」といった “陰謀論” まで広がっている。AdverTimes.はサントリービバレッジ&フードに、その “真相” を確かめた。
コンビニでも箱積みされている「ギルティ炭酸 NOPE」
結論から言えば、売り場に積み上げられたケースは、メーカーの狙いに沿ったものだった。担当者は「段ボールケースも活用しながら、店頭で大々的に展開してもらえるよう商談した」と説明する。賛同した流通を中心に、ケースを使った展開が実施されたという。
そもそもNOPEの目を引くマゼンタ色は、店頭での話題化も意識して設計されたものだ。通常、店頭ではPOPなどの販促物が用意されるが、売り場の規模や事情によっては、それらを設置できない店舗もある。そこで同社は「段ボールケースは原始的だが、最も商品に近いポスター」と捉え、初動の展開ではケース自体でもマゼンタ色の印象を打ち出した。
