「メルカリあっぱれ!」とSNSも“手のひら返し” ハッピーセット「ちいかわ」、初日は出品ほぼ確認されず 商品名を変えた「抜け道」出品も即削除 担当者が明かした“転売ヤー封殺”の監視体制

メルカリの転売対策が効果を発揮している。出品禁止措置を告知していた日本マクドナルドのハッピーセット「ちいかわ」が、5月15日に発売された。SNS上では「どうせ出品されるのでは」といった懐疑的な声もあったが、発売初日のメルカリ上の出品状況をAdverTimes.が確認したところ、当該商品とみられる出品はほとんど確認されなかった。

商品名に「ハッピーセット」や「マクドナルド」などの文言を含めず、「ちいかわ コンプリート」などの名称で出品されていたケースも確認。しかし、その出品も数分後には削除されるなど、迅速な対応が見られた。

かつては転売騒動で批判の矛先を向けられることも多かったメルカリだが、今回の対応をめぐっては、SNS上で「あっぱれ」「やるやん!」といった好意的な反応も寄せられている。

メルカリへの出品後、数分で削除された「ちいかわ」ハッピーセット

メルカリへの出品後、数分で削除された「ちいかわ」ハッピーセット

日本マクドナルドのハッピーセット「ちいかわ」の玩具付録は2025年にも発売された。発売初日から多くの店舗で行列が発生し、第1弾はわずか3日で販売終了。第2弾の発売前には、同社が転売目的での購入を控えるよう呼びかけていたものの、発売翌日の5月24日には「多くの店舗で販売を終了した」と発表していた。

こうした背景もあり、人気キャラクター商品をめぐる転売行為には、SNS上でも強い嫌悪感や批判が相次いでいた。今回、メルカリは対策として、ハッピーセット「ちいかわ」の玩具付録について、一定期間「メルカリ」および「メルカリShops」での出品を禁止すると発表。期間中に出品された場合は削除対応を行い、同商品の出品を繰り返すアカウントには、利用制限を含む措置を講じるとしている。

今回の出品抑制について、発売初日の時点で一定の効果が出ていると受け止めているのか。メルカリはAdverTimes.の取材に対し、「現時点では、受け止めをお答えできるタイミングではないため、断定的なコメントは差し控えさせていただきます」と回答。一方で「文言が含まれていなくても、今回の対象商品であれば削除されます」「AIによる自動検知だけではなく、人の目での監視も含めて、網羅的かつ高頻度で監視を行っています」と説明しており、商品名の変更や関連ワードの回避も見逃さない姿勢を示している。

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