外国人が注目する日本製品は、オニヤンマ、コロッケ袋、青汁!? 何でもありすぎる訪日客争奪戦、インバウンド向けグッズの展示会に潜入

訪日客向け商材を集めた「第3回 インバウンド向けグッズEXPO」(RX Japan主催)が6月26日まで、東京ビッグサイト(東京・江東)で開かれている。メイドインジャパン製品やおみやげ、キャラクターグッズなどを集め、観光地や流通・小売りの仕入れニーズに対応する。

写真 外国人が注目する日本製品 おにやんま君

Eikyuの虫よけグッズ「おにやんま君」

同展は、暮らしの総合展示会「第29回 ライフスタイル Week 【夏】」を構成する10の専門展の一つ。ライフスタイル Week全体では、生活雑貨、ギフト、推し活グッズ、インバウンド向けグッズなど1250社、3万8000点の製品・サービスが出展する見込み。仕入れやOEM商談のほか、生活者トレンドを探る場として展開する。

背景にあるのは、訪日外国人の増加に伴うインバウンド消費の広がりだ。需要は定番のお土産にとどまらず、日本発の品質やデザイン性、持ち帰りやすさ、写真に撮りたくなるパッケージ、旅先での体験価値へと広がっている。会場には、日本らしい体験や美意識を打ち出す商品に加え、健康、安全対策など、さまざまな観点から訪日客の需要に応える商品・サービスが並んだ。

コロッケ袋が観光地の発信媒体に

写真 外国人が注目する日本製品 耐油紙袋

全面カラー対応の小ロット耐油紙袋

印刷会社の滝澤印刷紙工(東京・江戸川)は、全面カラー対応の小ロット耐油紙袋を展示した。一般的な耐油紙袋はロゴなどのワンポイント印刷が多いが、同商品は全面カラー印刷に対応する。コロッケなどの食べ歩き商品を入れた際、袋そのものが観光地の発信媒体となり、訪日客がスマートフォンで撮影してSNSに投稿することを想定している。

同社は、写経用の和紙なども展示した。日本の神社で体験できることから、写経に興味を持つ外国人が増えているという。従来は日本国内のAmazonや楽天市場などで展開していたが、今回初めてインバウンド向け展示会に出展。神社などのお土産として、筆ペンで書いても文字がにじみにくい和紙などを訴求する。

額縁に入れて飾られる「ハンカチ」

写真 外国人が注目する日本製品 ハンカチ

「HIKKOMI(ひっこみ)シリーズ」

ブルーミング中西(東京・中央)は、ハンカチのほか、ホテルや旅館で使う館内着などのリネン類を軸に提案を行った。ハウスブランド「CLASSICS the Small Luxury」は、2003年に六本木ヒルズで誕生した世界初のハンカチ専門店で、現在は人形町と六本木に直営店を構える。

ブースでは、動物が布の縁を引っ張っているように見える「HIKKOMI(ひっこみ)シリーズ」や、能の衣装装束をモチーフにしたハンカチなどを展示。同社担当者は、海外では日本のようにハンカチで手を拭く文化が必ずしも一般的ではないため、単なるハンカチではなく、ユニークな布製品やアートとして受け入れられていると話す。実際に、購入者からは額縁に入れて飾っているという声もあるという。

ホテルリネンでは、富士山や和柄など日本的なモチーフを取り入れた館内着も展示した。帯の位置に和柄をパッチワーク風にあしらった浴衣風室内着や、襟、ポケット、結び紐に和柄を配した館内着上下セットを紹介。簡単に着られながら、着物らしい印象を演出できる商品として提案した。また、サステナビリティへの関心が高い海外客を意識し、GOTS認証を取得したオーガニックコットンのタオル「AMARA(アマラ)」なども展示した。

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