運営するDAZN Japan Investmentはは8月7日、「FIFAワールドカップ2026」の視聴データやファンエンゲージメントをまとめた総括レポートを発表した。大会全体の延べ視聴者数は約6700万人、ユニーク視聴者数は約1615万人、総視聴数は約4億5250万、総視聴時間は約8340万時間となり、DAZN史上最多視聴を記録した。集計対象期間は6月12日から7月28日まで。
国内で全104試合をライブ配信したのはDAZNのみ。日本代表戦、準決勝、3位決定戦、決勝は無料で配信し、地上波放送と組み合わせて幅広い視聴機会をつくった。日本代表戦のライブ配信では延べ約1100万人が視聴し、中でも「日本対スウェーデン」がDAZN Japan史上最多の視聴者数を記録した。
日本敗退後も視聴続く 決勝が日本戦以外で最多
視聴の内訳を見ると、日本代表戦のみの視聴は20%にとどまり、日本戦以外も見た人が80%を占めた。日本代表の敗退後も決勝トーナメントを中心に高い視聴者数が続いたという。
日本戦以外のライブ視聴者数では、決勝の「スペイン対アルゼンチン」がトップ。アルゼンチン対スイスの準々決勝、フランス対イングランドの3位決定戦、フランス対モロッコの準々決勝、ノルウェー対イングランドの準々決勝が続いた。
全体の54%がライブ視聴だった一方、深夜・早朝の試合が多かったことから、見逃し配信やモバイル端末も活用された。視聴デバイスはテレビが41%で最多となり、モバイル37%、PC12%、タブレット9%、その他1%だった。
年代別では55歳以上が26%で最も多く、25~34歳が20%、18~24歳と35~44歳が各19%、45~54歳が16%だった。幅広い年代が視聴したことに加え、スマートフォンだけではなく、テレビを使ったリビングでのスポーツ観戦も定着しつつあるとしている。
「見る」から「体験する」へ 3D自由視点など導入
今大会では、シュートの初速や選手の最高時速、パスの軌道などをリアルタイムでグラフィック表示する「データテインメント」を「Party Live」として提供。複数の映像から好きな画角を選べるマルチアングルや、3Dの自由視点でプレーを追体験できる「イマーシブビュー」も展開した。
イマーシブビューでは、決勝のスペイン対アルゼンチンが日本代表戦以外で最多のアクセスを記録した。DAZNは、コアなサッカーファンにはプレーを詳しく分析する手段を、ライト層には新感覚の映像体験を提供したとしている。
