博報堂と博報堂スポーツマーケティングは8月6日、「アスリートイメージ評価調査」2026年6月調査の結果を発表した。調査は首都圏と京阪神圏の15~69歳男女600人を対象に、6月26~29日に実施した。
総合ランキングでは大谷翔平選手が1位。2位に井上尚弥選手、3位に長友佑都選手、4位に三笘薫選手、5位に小田凱人選手が入った。フィギュアスケートの「りくりゅう」ペアは三浦璃来が6位、木原龍一が8位だった。
同調査は、アスリートの認知度や好意度に加え、「爽やかな」「華やかな」「かっこいい」など29項目のイメージを測定するもの。CMキャスティングの基礎データとして活用することを主な目的としている。
総合ランキング
大谷翔平は5項目で1位 個別では異なる顔ぶれも
総合1位の大谷選手は、個別イメージでも「爽やかな」「存在感がある」「子供・次世代の育成に熱心である」「勢いを感じる」「夢や感動を与えている」の5項目で1位となった。「華やかな」では2位、「かっこいい」では3位に入っている。
一方、項目ごとに見ると異なるアスリートが首位に立つ。「かっこいい」はサッカー日本代表の中村敬斗選手、「華やかな」はフィギュアースケート選手の三浦璃来、「リーダーシップがある」はサッカー日本代表の森保一監督が1位だった。
博報堂は、競技そのもののイメージとアスリート個人のイメージを比較し、両方で共通して上位に入るものを「相乗関係があるイメージ」、共通しないものを「アスリートが独自に持つ固有のイメージ」と捉えている。
例えば「かっこいい」では、競技でも「サッカー<男子日本代表>」が1位となっており、中村選手は競技イメージとも重なる。一方、「爽やかな」1位の大谷選手に対し、競技では水泳、テニス、体操などが上位で、MLB・大リーグは上位5位に入っていない。 博報堂の整理に沿えば、大谷選手の「爽やかさ」は、競技イメージとの相乗効果というより、大谷選手本人が持つ固有のイメージと捉えられる。
個別イメージランキング
実際の広告起用ではどう生かされている?
総合、個別の両面で高い評価を得た大谷選手は、現在も多くの広告に登場している。伊藤園は「お~いお茶」のグローバルアンバサダーとして起用。6月には2025年シーズンのレギュラーシーズン55本、ポストシーズン8本、計63本の本塁打を商品パッケージとCMに落とし込んだ「大谷翔平ホームランボトル」を展開した。


