三菱ケミカル、ミラノで表彰された素材インスタレーション展を丸の内で公開「材料を再発見するデザイン」探る

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三菱ケミカルとデザインスタジオ「POETIC CURIOSITY」による共同プロジェクト展「Curious Matters – 材料を再発見するデザイン」が、9月2日から同12日まで東京・丸の内の「GOOD DESIGN Marunouchi」(東京・千代田)にて開催される。入場無料。

三菱ケミカルでは4月、初めてイタリア・ミラノで開催された「ミラノデザインウィーク」に出展。フォーリサローネアワード(Sustainability & Research部門特別表彰)を獲得した作品の凱旋展示となる。「ミラノデザインウィーク」の会場には6日間で約5万8000人が来場した。

本プロジェクトでは、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO™」、構造色フィルム、再生利用可能なポリエチレンという3つの先進素材を「好奇心を呼び起こす物質(Curious Matters)」として再解釈。

開発にあたっては、約10種類の素材の研究者や営業担当者がデザイナーと対話を重ね、削る、炙る、光にかざすといった直感的なアプローチを通じて、素材が持つ新たな可能性や感情に訴えかける表現を引き出した。

BtoBの素材メーカーである同社は近年、企業文化の変革を推進している。東京藝術大学との研究会立ち上げや東京・六本木にある「21_21 DESIGN SIGHT」での展示「Material, or」(2023年)への参加など、外部のデザイナーやアートの視点を取り入れる取り組みを加速させてきた。今回の展示も、社内の意識改革や素材の文化的な意味の再定義を目的とした挑戦の一環だ。

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