チキンフィレオ終売、新チキン4品はリニューアルではない マクドナルド、開発5年の狙いと再販の可能性

日本マクドナルドは10月21日、もも一枚肉を使った「ザクザクジューシーマック」など4商品を全国の店舗(一部を除く)で発売する。「チキンフィレオ」や「シャカチキ」に代わり、約5年かけて開発したチキン商品を新たな定番に据える。従来商品のリニューアルではなく、肉の部位や衣、ソースの組み合わせから検討を重ねた新商品としている。

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新商品の登場に伴い、「チキンフィレオ」「てりやきチキンフィレオ」とそれぞれの倍バーガー、「シャカチキ」は10月から順次販売を終了する。定番を入れ替える背景には、チキンカテゴリー全体の魅力を高め、食事から間食まで幅広い場面で選ばれる新たな柱を育てる狙いがある。

従来品のリニューアルではなく、新たな定番の柱に

同社広報部マネージャーの北田七奈恵氏は、チキンを、バーガーからチキンマックナゲット、サイドメニューまで、幅広い商品や食事の場面で顧客との接点を築いてきた重要なカテゴリーと位置付ける。新シリーズでは、バーガー3種とサイドメニュー1種に同じチキンパティを使い、ランチ、ディナー、間食などの利用を想定した。

北田氏は新商品を「今後の新たなレギュラーの柱として育てていくことを目指して開発してきた商品」と説明する。幅広い場面でいつでも食べられるレギュラーメニューとして展開し、従来の商品を利用してきた顧客にも、新しいおいしさや満足感を感じ、引き続きチキンを選んでもらうことを重視した。

同時期のメニュー見直しでは、「チキチー(マックチキン チーズ)」と「倍チキチー」も10月20日に販売を終了する。北田氏は「その時その時に、一番よいバーガーをお客様にご提供させていただきたいと思っております」と説明する。

消費者調査を重ね、100パターン以上を試作

開発の起点について北田氏は、特定の他国の商品や競合カテゴリーをそのまま参考にしたというよりも、消費者調査を繰り返し、顧客からの意見を商品に反映してきたと説明する。4商品はいずれも日本オリジナルだ。

目指したのは、「ジューシーさ」「ザクザク食感」「何度でも食べたくなる味わい」。約5年間にわたり、チキンの部位やカット方法、衣の食感、味付け、ソースとの組み合わせなどを幅広く検証し、100パターン以上の試作を重ねた。パティ、衣、ソースをそれぞれ改良し、消費者調査で得た意見を受けて何度も見直した。

チキン本来のジューシーさと、食べ応えのある満足感を感じてもらうためにたどり着いたのが、もも一枚肉だった。ザクザクした衣は、やわらかなもも肉との食感の違いを生むために選んだという。

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