日本のアニメ市場 初の4兆円超え 海外で「人気爆発」の実態 

日本のアニメが世界を席巻している。アニメーション制作会社などでつくる一般社団法人「日本動画協会」は10月30日、2025年の日本のアニメ産業の市場規模が速報値で初めて4兆円を上回ったと発表した。過去最高の更新は5年連続。

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Unsplash/Pat Krupa

「アニメ産業市場」は、ユーザーが支払った金額を推定した広義の市場を意味する。同協会の発表によると、2025年の市場は前年の115.8%の4兆4491億円と、市場規模・増加率ともに過去最高値を更新し、初の4兆円突破となった。

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 アニメ産業市場(ユーザーが支払った金額を推定した広義の市場)の推移

また、アニメ制作会社の売上を推定した狭義のアニメ市場を意味する「アニメ業界市場」も順調で、前年から8.4%増の5055億円と、こちらも市場最高値を更新した。

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 アニメ業界市場(アニメ制作会社の売上を推定した狭義の市場)の推移

「アニメ産業市場」を国内、海外別に見ると、国内市場は前年より約14%増の1兆9065億円、海外市場は同17%増の2兆5426億円だった。国内が42.9%、海外が57.1%で、海外での旺盛な需要が全体の規模を押し上げた。国内・海外の割合は、2002年以降しばらく国内市場が大きかったものの2020年に逆転。2021年、2022年はわずかに国内が盛り返したものの、2023年以降は海外市場が再び割合を増やし、急激な伸びをみせている。

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 アニメ産業市場(ユーザーが支払った金額を推定した広義の市場)の推移と、国内・海外の内訳

同協会は、為替や世界情勢の影響もあるため、今後の推移には注意が必要としつつも、「海外報道でもアニメを扱う機会が増えるなど注目が集まっている」とし、旺盛な需要に応え「事業者単位での海外展開も加速している」と分析。また、「アニメ業界市場」の国内分には「制作費」売上が含まれているが、国内・海外からの権利収入を得られる会社も増えつつあるという。

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