2010年12月期は46億円の純損失
アサツーディ・ケイ(ADK)は10日、2011年12月期の連結業績予想を発表した。それによると、売上高は前期比2.7%増の3560億円、純損益は26億円の黒字(前期は46億5600万円の赤字)を見込んでいる。
デジタル分野やソリューション、コンテンツビジネスの強化などを掲げ、業績の回復を目指す。電通や博報堂DYホールディングスが、マス広告需要の回復を背景に2011年3月期の業績予想を上方修正する中、ADKも今期に業績回復の遅れを取り戻したい考え。
2010年12月期は、売上高が1.0%減の3465億円、純損益は46億5600万円の赤字(前期は7300万円の黒字)だった。早期退職の募集などに伴う特別退職金や有価証券評価損などの特別損失が発生して純損失となった。
広告業売上高の内訳は、主力のテレビ(3.3%減)のほか、4マス媒体はすべて前期を下回った。テレビスポットの広告主では、「官公庁・団体」「ファッション・アクセサリー」「教育・医療サービス」などの出稿が増加したが、「飲料・嗜好品」「交通・レジャー」などが減少した。テレビタイムや新聞では「食品」「自動車・関連品」などが増加した。前期比14.9%増と伸長したデジタルメディアは、「情報・通信」「趣味・スポーツ」などを中心に出稿が増加した。
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