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Tポイント3倍で相互送客 ソフトバンクとファミマ、8月から

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ソフトバンクとファミリーマートは22日、ソフトバンクの携帯電話利用者がファミリーマートで買い物した場合、共通ポイント「Tポイント」を通常の3倍付与すると発表した。通常は200円ごとに1ポイント付与される。開始日は8月4日で、互いに新規契約の獲得や来店者数増につなげる。ソフトバンク携帯電話契約者数は3月末時点で3776万6000人で、ファミマ店舗数は6月末時点で1万1404店。

互いの店頭でもTポイント増をアピールする。

「Tポイントの利用者、利用機会が増えれば、データをもとに顧客の嗜好にそった商品開発や販促キャンペーンができるようになる。それがまた来店増につながる、という循環的な効果に期待している」(ファミリーマート広報)

事前にポイントカード「Tカード」の番号を登録する必要があり、ソフトバンクは店頭でTカードとのID連携を勧める。また同社のプリペイドカードを使うと4倍に、さらに自動入金を利用すると5倍になる。ファミマの月間利用額に応じてポイントを追加付与するサービスは対象外。

Tカードの利用者数は6月末時点で、5431万人に上る。直近3カ月で127万人増加した。ソフトバンク(当時=ソフトバンクモバイル)は3月25日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下で「Tポイント」を運営するTポイント・ジャパンに出資し、発行済株式の17.5%を獲得している。


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