「死ぬときぐらい好きにさせてよ」—宝島社の最新企業広告

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1998年の「おじいちゃんにも、セックスを。」、2010年の「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」などのインパクトのあるコピーとビジュアルで、これまで数々の広告賞で高い評価を得てきた、宝島社の企業広告。その最新作の30段広告が1月5日、読売新聞(朝刊 全国版)、朝日新聞(朝刊 全国版)、毎日新聞(朝刊 全国版)、日刊ゲンダイ (全国版)の各紙に掲載された。

メインコピーは「死ぬときぐらい好きにさせてよ」。樹木希林さんを起用し、ラファエル前派の画家 ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」をモチーフとしたヴィジュアルを制作した。「死」について考えることで、どう生きるかを考えるきっかけにしてほしい、との思いが込められている。

広告意図について、宝島社は以下のように発表している。

日本の平均寿命は年々更新され、今や世界一。
いかに長く生きるかばかりに注目し、
いかに死ぬかという視点が抜け落ちているように思います。
いかに死ぬかは、いかに生きるかと同じであり、
それゆえ、個人の考え方、死生観がもっと尊重されてもいいのではないか、
という視点から、問いかけています。

「生きるのも日常、死んでいくのも日常」
ご出演いただきました樹木希林さんの言葉です。
「死というのは悪いことではない。それは当たり前にやってくるもので、
自分が生きたいように死んでいきたい。最後は、もろとも宇宙の塵になりて。
そんな気持ちでいるんです。」
死について考えることで、どう生きるかを考える。
若い世代も含めた多くの人々の、きっかけになればと思っています。

ビジュアルは、ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」をモチーフにしています。
構図は原画に忠実に、そこに現代的、日本的エッセンスを加えた部分も。

「人と社会を楽しく元気に」を企業理念に掲げる宝島社は、「商品では伝えきれない、企業として社会に伝えたいメッセージを、企業広告を通じて伝えたい」との思いから、1998年に企業広告を開始した。以来、多くの広告が、各種広告賞で受賞を果たしてきた。

2012年 「ヒトは、本を読まねばサルである。」
【主な受賞】第66回広告電通賞(新聞広告 企業部門優秀賞)、第53回消費者のためになった広告コンクール(新聞広告部門 銅賞)、第61回朝日広告賞(準朝日広告賞)
【スタッフ】企画制作:電通+ギークピクチュアズ+J.C. SPARK/ECD:古川裕也/SCD+C:磯島拓矢/AD:正親篤、塚本哲也、安達翼/C:北田有一/撮影:正田真弘

 

2011年 「いい国つくろう、何度でも。」
【主な受賞】第28回読売広告大賞(金賞)、第79回毎日広告デザイン賞(優秀賞)、第41回フジサンケイグループ広告大賞(メディア部門 新聞 優秀賞)、第60回日経広告賞(出版・コンテンツ・教育部門 部門賞)
【スタッフ】企画制作:アサツー ディ・ケイ+ADKアーツ/ECD:能丸裕幸/CD+C:藤井徹/AD:櫻田厚志

 

2010年 「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」
【主な受賞】第59回朝日広告賞(準朝日広告賞)、第27回読売広告賞(銀賞)、 第40回フジサンケイグループ広告大賞(クリエイティブ部門新聞優秀賞)、第78回毎日広告デザイン賞(部門賞[出版])、第64回広告電通賞(新聞広告電通賞)、第31回新聞広告賞(広告主企画部門・新聞広告賞)
【スタッフ】企画制作:アサツー ディ・ケイ+ADKアーツ/ECD:能丸裕幸/CD+C:藤井徹/AD:櫻田厚志

 

1998年 「おじいちゃんにも、セックスを。」
【主な受賞】第47回朝日広告賞(準朝日広告賞)、第66回毎日広告デザイン賞(優秀賞)、第2回読売出版広告賞(書籍部門賞)
【スタッフ】CD+C:前田知巳/CD:笠原伸介、AD:石井原、撮影:上田義彦


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スタッフリスト

企画制作
宝島社+電通
ECD
古川裕也
SCD
磯島拓矢
C
太田祐美子
AD
宮下良介
撮影
加藤純平

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター

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