バズフィード ジャパンは20日、日本版「BuzzFeed」が19日に公開されたことを受け、都内で記者発表会を開催した。BuzzFeedは2006年に米国で設立され、全世界で月間約2億人のユーザーを集める巨大メディア。日本版公開に向け、昨年8月に米国バズフィードとヤフーによる合弁会社を設立していた。
記者発表会では、広告展開についても言及。米国同様にバナー広告は行わず、ネイティブ広告のみを掲載していく。主に記事型の広告となり、SNS上で拡散するコンテンツを意識する。広告の制作はバズフィード ジャパン内で行う。
同社 代表取締役の高田徹氏は「目指すべきは、編集部が書いた記事よりもバズる広告」と話した。広告の販売はヤフーが独占。販売の開始時期については、「まずはユーザー増加に力を入れていく。まだ時期は明言できない」(高田氏)とした。
創刊編集長の古田大輔氏も登壇し、なぜ自身が朝日新聞社からBuzzFeedに参加したのかを紹介しながら、「人々の実生活にポジティブな影響を与えたい」と意気込みを語った。
BuzzFeedの海外展開は日本が11カ国目。現在、全世界で約1300人の社員を抱え、そのうち約500人が編集者とライターになる。
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