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「MSNゲーム」一新、ソーシャル化で広告効果の向上狙う

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MSNゲームのイメージ画像

マイクロソフト日本法人が13日に発表した「MSNゲーム」のイメージ

マイクロソフト日本法人(MS)は、2011年1月17日に予定するポータルサイト「MSN」の刷新に伴い、インターネットゲームサイト「MSNゲーム」も一新すると13日に発表した。「ハンゲーム」を運営するNHNジャパンとの提携によるもの。オープン時には、インターネットを通じて他人と楽しめるソーシャルゲーム10種をはじめ、MSN向けに再構成したゲーム約130種をそろえる。ポータルサイトとネットゲームの提携は、ヤフー・ジャパンとディー・エヌ・エーの「Yahoo!モバゲー」が9月に先行している。

同サイトにはディスプレー広告を2カ所設置する。販売はMSが行う。サイトの利用には、MSが持つ会員制サービス「ウィンドウズ・ライブID」が必要で、同社は「よりターゲティング精度の高い広告配信が可能になる」(広報担当)とした。「MSN」のトップページでも、ツイッターやミクシィ、フェースブックと連携するなど、同社は今回の刷新で「ソーシャル化」を掲げている。インターネット上での交流に慣れたユーザーにMSNの利用を働きかけることで、訪問頻度・滞在時間を高める狙い。

「MSNゲーム」には、アバター(ネット上の分身となるキャラクター)やブログ、チャットなども導入する予定。アバターは、短いメッセージを2人以上と同時に送受信できる「メッセンジャー」へ表示するなど、従来の会員制サービスと連携も図る。

MSNゲームは、これまで米オベロン・メディア社提供のゲームを採用していた。