コーセーは、化粧品の新ブランド「エスプリーク」が25日発売するのに伴い、翌26日にテレビCMの放送を全国で始める。イメージキャラクターには歌手の安室奈美恵を起用、「デビュー」編と「プロダクト」編の2パターンを用意した。いずれも、安室の顔のアップを多用したクリエーティブで、「揺るがない自信をブランドイメージとして訴求したい」(広報部)考え。広告会社は博報堂、制作会社は螢光TOKYOほか2社。
放送期間は26~31日の6日間と、4月15~30日の16日間の2つに分けた。両期間で2編を混成して放送する。コーセーは従来、商品を消費者の憧れの対象として印象づける方針を採っており、今回も同方針を徹底した。「デビュー」編では商品が映らず、また「プロダクト」編でも、イメージカットが入るのみ。
「エスプリーク」は3000~4000円台の中価格帯ブランドで、主要ターゲットは30歳代前半の女性。同ターゲット層は「商品を念入りに比較検討する傾向が強い層」(同社)で、セルフ販売に近いブランドとなる。
化粧品の中価格帯市場は、資生堂「マキアージュ」やカネボウ化粧品「コフレドール」、花王「ソフィーナ オーブクチュール」などが軒を連ねる激戦区。コーセーは、「テレビCMでも、店頭のポジションでも、最も争いが激しい。まずはCMで、圧倒的な存在感を訴えていきたい」(同社)とした。
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