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サマンサタバサ、震災で被災した若者のカナダ留学を支援――年間1500万円を寄付

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サマンサタバサ

(右から)サマンサタバサジャパンリミテッド・寺田和正社長、サマンサミューズ・土屋巴瑞季さん、駐日カナダ大使・ジョナサン・T・フリード氏

カナダ大使館とサマンサタバサジャパンリミテッドは21日、東日本大震災で被災した若者を支援する「カナダ留学 ホープ・プロジェクト」を立ち上げたと発表した。
被災した150人の若者(15歳~30歳)にカナダ留学のチャンスを提供するもので、グローバルな視野を培ってもらい、将来日本で活躍する人材となってもらうことが目的。

参加者には、往復航空券と1カ月の語学研修、ホームステイまたは寮での滞在、留学保険が無償で提供される。
募集は、22日からカナダ大使館の公式Webサイトの特設ページで開始し、今秋から留学が可能。

本プロジェクトに、年間1500万円を寄付するサマンサタバサは、震災後は物資や店頭募金で支援に取り組んできたが、「もっと継続的な復興支援ができないかと考えていた」(広報部)。
そこで、寺田和正社長が学生時代に留学し、その後の自分の将来を考える上で貴重な時間を過ごすことができたカナダへの留学機会を提供することを決めた。
単発で終わらせるものではなく、「今後も継続的に取り組んでいきたい」(同)。

プロジェクト発足に際しては、蛯原友里、道端ジェシカ、AKB48の板野友美などサマンサミューズ7人がプロデュースした「サマンサタバサ チャリティキャンバスバッグ」を22日より発売。その収益の全てをプロジェクトに寄付する。
21日都内のカナダ大使館で開いた発表会には、ミューズの1人、雑誌「CanCam」専属モデルで現役女子高生の土屋巴瑞季が登場。「カナダは自然がたくさんあり、環境も良い国で、私も行きたい。是非このプログラムに参加して欲しい」と話した。

本プロジェクトには、在日カナダ大使館が特別協賛し、学生側の事務局になるなどプロジェクトをまとめる役割を担うほか、エア・カナダが格安航空券を提供するほか、語学留学を支援するランゲージズ・カナダが告知などに協力している。