「本当は売れてない」→出荷5500万本突破、「実は出荷だけで…」→小売店販売でもNo.1 疑念をことごとく跳ね返す「NOPE」、サントリーに聞いた快進撃の舞台裏

新商品に「大好評」という言葉はつきものだが、「実は売れていない」という “陰謀論” を持ち出す人も多い。しかし、サントリビバレッジ&フードの炭酸飲料ブランド「ギルティ炭酸 NOPE(ノープ)」については、その実力を示す数字が出ている。3月24日の発売から50日間で、累計出荷本数5500万本を突破。同社によると、サントリー炭酸飲料として令和史上最速の達成だという。

5月26日、「NOPE」公式アカウントがXに投稿した画像

NOPEは発売直後から、デザインやテレビCM、店頭での存在感を含めて話題を集めてきた。発売1週間で出荷本数2000万本を突破した一方で、独特な味わいをめぐっては賛否両論も起きた。黒とマゼンタを基調にしたパッケージが売り場で大量に箱積みされている様子も目立ち、「本当に売れているのか」「出荷数が大きいだけで、店頭在庫が積み上がっているだけではないか」といった声が上がることもあった。

だが今回、そうした疑念に対する一つの答えとなるデータも示された。カタリナマーケティングジャパン調べでは、カタリナリテールメディアネットワークAOUMIへの加盟小売店におけるペットボトル入り炭酸飲料を対象に、発売後4週連続で炭酸カテゴリー内の売上No.1を獲得した。さらに、サントリーの自動販売機でも、発売後4週連続で47品目中TOP5にランクイン。投入率20%以上の商品を対象にした集計で、有糖系商品No.1、炭酸飲料No.1にもなった。

支持層も当初想定していた若年男性にとどまらない。炭酸飲料のボリューム層である40〜60代男性からも、炭酸飲料全体と比較して平均以上の支持を得ているという。さらに、男性ユーザーのヘビーユーザー率は、年代が上がるほど高くなる傾向も見られた。

出荷本数の大きさだけでなく、店頭販売や自動販売機での実績、購入者層の広がりも示されたことで、「売れているのか」という疑念は一定程度払しょくされた形だ。

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事