コラム

若手起業家、世界一周へ

LinkedInは既に欧州では採用活動の重要ツールとなっている

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アドタイをご覧の皆さんであれば、既にソーシャルネットワーキングサービスであるLinkedIn(リンクトイン)をご存知の方や、利用中の方も多いことでしょう。そんな僕も少し前にLinkedInを利用し始めました。

そして、ロンドンにてLinkedInの交流会があるということで、英語力に若干の不安はありつつも日本人として、甚平を羽織って突入してきました。

パーティー会場入り口の張り紙

最初の10分で、来場者約40人による、1人10秒自己紹介。その後、50分間ほど、ロンドンを中心に企業向けにソーシャルメディアを活用したリクルーティングのコンサルテーションをしている英国人による、LinkedInの使い方についてのレクチャーでした。会場に来ていた人達は起業家、マーケター、ITコンサルタント、MBA学生、弁護士、会計士、求職中の人たちなどと幅広く。

日本ではまだまだこれからなLinkedInですが、欧米では当たり前のように利用されています。半年以上前にシリコンバレーに僕がいたときにも、名刺交換した人からLinkedIn申請がきたり、実に一般的なツールになっているようでした。

ロンドンで開かれたLinkedInの交流会

僕が訪れたロンドンのLinkedInユーザー交流会では、LinkedInを活用した就職活動の仕方などのアドバイスを、ソーシャルメディアリクルーティングのコンサルタントの方が説明をして、参加者が質問をして応答するという流れで始まりました。なんだか交流会というよりは、就職相談会のようになっていました。

「仕事が欲しい!」という人と、「ピンポイントに必要な人材を雇いたい!」という人、「え?僕はただ仕事関係のSNSとして使っているだけだよ」という人に、当然ながら使い方は三分していました。もっとも、一番最後の人たちは、状況次第ではいつほかの立場になるかはわかりませんので、皆興味深く話を聞いているようでした。

あらためて、LinkedInというのは重要な就職・転職活動ツールのひとつに既になっているのだなと(新卒も、転職も)。だから、彼らのようなソーシャルメディアを利用したリクルーティングのコンサルタントが独立して商売していけるようになったんだなと実感しました。日本でも最近、フェイスブックを中心に就活に使っていこうという活動が出てきていますが、欧米では既にLinkedInがその主戦場となっているようです。

特に人材紹介やヘッドハンティングを利用せずとも、直接企業が欲しい人物像に近いターゲットの細かな情報を確認し、コンタクトを取ることができるのは非常に魅力的でしょう。LinkedInの普及によって、特にヘッドハンティング事業は縮小せざるを得ないのではないでしょうか。

ちなみに僕がスペインでお世話になった某大手検索エンジン企業で働いていたイタリア人女性も、LinkedIn経由でヘッドハンティングされて、現在のスタートアップのベンチャー企業で働いているとのことでした。恐らく、そのベンチャー企業がその女性の採用にかけたコストはほぼゼロに等しいと思われます(もしくはプレミアム会員費用)。

LinkedInが日本でも一般化されつつあるタイミングになれば、企業向けのコンサルティング需要や、採用アウトソーシング需要は出てくることでしょう。その時には企業と社会人との、新たなコミュニケーション活動が動き出すのだと思います。

今後の日本の人事部・広報部、人材コンサルティングに携わる方々はしっかりと、欧米の事例などを追っていき、日本でもいち早く取り込んで活用していくことが求められているのではないでしょうか。

僕もまだまだLinkedInは初心者ですので、これから少しずつ使い方を覚えていきたいと思います。皆さんも、プロフィールを英語で記載することで、海外から思わぬオファーがあるかもしれませんよ。LinkedIn経由で採用された、海外企業へ転職することになった、そんな話も数年後には当たり前になっているかもしれません。

以上、ロンドンからでした。

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