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博報堂DY4~6月期売上高、震災の影響を受け6.2%減

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博報堂DYホールディングスが5日発表した2011年4月~6月期の連結業績は、売上高が前年同期比6.2%減の1992億8600万円、営業損益は27億4500万円の赤字(前年同期は17億5700万円の赤字)だった。

東日本大震災の影響で、企業の広告出稿やキャンペーンの中止や延期の影響を受けて業績が落ち込んだ。投資有価証券評価損などの特別損失18億1600万円を計上したことなどから、純損益は36億6600万円の赤字となった。

4月~6月の売上高を種目別に見ると、4マス媒体が前年同期比10.3%と苦戦し、特にテレビスポットが震災の影響で落ち込んだ。一方インターネットメディアは新規子会社の寄与などで39.2%増と大幅に伸びた。

得意先業種別では、「流通・小売業」(9.4%増)、「外食・各種サービス」(11.2%増)などは前年同期を上回ったが、震災の影響を大きく受けた「飲料・嗜好品」(20.6%減)、「自動車・関連品」(19.9%減)などが大幅に減少した。

通期業績の予想は変更しない。