全国に約180店舗を展開するイトーヨーカ堂は、商品の企画・製造から販売まで一貫して自社で行う「SPAモデル」を導入したファッションのプライベートブランド（PB）「good day（グッデイ）」を立ち上げ、９月１日から新商品を順次投入する。

グッデイは20～40代を中心としたレディス・メンズを対象にしたカジュアルファッションブランド。豊富なカラーバリエーションが特徴で、レディス800品目、メンズ400品目をそろえる。単品量販の集積であった現状の売り場を見直し、トータルコーディネートできる提案型の売り場に変更する。

商品開発では、外部のデザイナー、バイヤー、商品設計、素材開発や工場・生産管理の各担当、グループ企業のセブン&アイ生活デザイン研究所などによる専任チームを組織し、最新トレンド情報を短期間で商品企画に反映できる仕組みと、追加生産に伴うQR（クイックレスポンス）体制を構築した。

展開店舗は約150店舗。初年度の売り上げは、　全体で約350億円を目指す。