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マッキャン新社長にオグルヴィ副社長・片木康行氏が就任へ

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マッキャン・ワールドグループは、日本法人のマッキャンエリクソンとマッキャン・ワールドグループホールディングスの代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)に、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン(O&Mジャパン)の片木康行(かたぎ・やすゆき)取締役副社長が12月1日付で就任すると発表した。

片木氏は1986年にマッキャンエリクソンに入社。ネスレとアサヒビールの営業担当を務める。93年にドイツ・フランクフルトのオフィスへ異動し、ゼネラル・モーターズ・ヨーロッパ、セガ・ヨーロッパを担当。帰国後に担当した企業はゼネラル・モーターズ、ヤナセ、マイクロソフト(XBOX)、コンチネンタル・マイクロネシア航空など。

2001年オグルヴィ上海に入社。上海フォルクスワーゲン、コカ・コーラなどを担当。香港でアジア地域のマネージメントに携わり、05年1月にグループ会社レッド・ワサビ・マーケティングコンサルタント有限公司を上海に設立、総経理(社長)へ就任した。クライアントは、サントリー、キリンビール、ヤクルト、大塚製薬など。日本オフィスへ異動後、09年から現職。ほかにオグルヴィ・パブリック・リレーションズ・ワールドワイド・ジャパン、レッド・ワークス・ジャパン、オグルヴィ・デザイン各社の社長、マネージングディレクターも務める。1962年大阪生まれ。上智大学文学部卒。

現社長兼CEOのマイケル・マクラレン氏は、代表取締役会長へ昇格する。